代替医療とはどんな医療?
代替医療とは、読んで字のごとく医療に代わる医療行為のことをいいます。
通常の医療行為には投薬治療や手術などがありますが、代替医療では投薬の代わりにハーブや漢方を用いた食餌療法、手術の代わりにマッサージや鍼を用いたセラピーなどが用いられます。
また、代替医療に似た言葉に補完医療というものがあります。
補完医療も漢字から分かるように、医療にプラスして行われる医療、補完する医療のことをいいます。
厳密にいえば代替医療と補完医療は別々のものですが、二つをまとめて補完代替医療と呼ぶことがあります。
実のところ、普段利用している医療、つまり西洋医学を全く受け入れないということは難しいため、西洋医学に代替医療や補完医療をうまく取り入れることが重要です。
代替医療は自己免疫を高める目的で行われるものや、ストレスや痛みを軽減する目的で行われるものがあります。
そのため、がんなどの病気は代替医療そのもので完全に治療することは不可能であるといわれています。
しかし、代替医療をがん治療の補完医療として共に活用することにより、抗がん治療に伴う副作用の痛みやストレスを軽減することができるかもしれません。
代替医療を取り入れることで副作用を改善することができれば、生活の質の向上に大きく寄与します。
補完代替医療は、近年とても注目を集めている治療法の一つです。
どの代替医療でも良いというわけではないので、医師にアドバイスを求めながら自分の病気に合ったものを選ぶことが大切です。